MiniTool ShadowMakerでディスクをクローンする詳細ガイド

「ディスクのクローン」は、MiniTool ShadowMaker に搭載されている非常に便利な機能で、ハードディスクのアップグレードに用いることが多いです。ディスクのクローンとディスクのイメージには、一つの大きな違いがあります。つまり、ディスクをクローンすると、そのコピーは後でそのまま使用できます。しかし、ディスクイメージを使用するには、復元を行う必要があります。

MiniTool ShadowMakerは、ベーシック ディスクだけではなく、ダイナミックディスクのクローンも作成することができます。

ベーシック ディスクのクローンを作成する方法

ステップ1： MiniTool ShadowMakerを起動して「ツール」タブに移動します。ツールの詳細画面で「ディスクのクローン」を選択します。

ステップ2：画面下部の「オプション」ボタンをクリックします。

ステップ3：自分のニーズに応じて、「新しいディスク ID」タブで「同じディスク ID」または「新しいディスク ID」を選択します。

「ディスククローンモード」タブに切り替え、必要に応じて「使用済みセクターのクローン」または「セクターごとのクローン」を選択します。

ステップ4：「OK」をクリックして設定を保存します。

ステップ5：クローンを作成するディスクを選択し、「次へ」をクリックします。

次のページで、コピーを保存する場所を選択して「開始」をクリックします。

ステップ6：「OK」を操作の実行を確認します。

処理が完了するまで待ちます。

注目してほしいメッセージ

ステップ3で「同じディスク ID」を選択した場合、ディスクのクローン作成が正常に完了すると、次のメッセージが表示されます。

つまり、ソースディスクとターゲットディスクの両方が同じ署名を持っているため、Windowsがシステムを正常に起動するためには、一方のディスクをオフラインとマークすることになります。そのため、初回起動の前に、不要なディスクを取り外した方が良いでしょう。

ダイナミックディスのククローンを作成する方法

MiniTool ShadowMaker では、ダイナミックディスクをクローンすることもできます。では、以下の手順を参照してください。

ステップ1： MiniTool ShadowMakerを起動して「ツール」タブに移動します。ツールの詳細画面で「ディスクのクローン」を選択します。

ステップ2：画面下部の「オプション」ボタンをクリックします。

ステップ3：自分のニーズに応じて、「新しいディスク ID」タブで「同じディスク ID」または「新しいディスク ID」を選択します。

「ディスククローンモード」タブに切り替え、必要に応じて「使用済みセクターのクローン」または「セクターごとのクローン」を選択します。

ステップ4：「OK」をクリックして設定を保存します。

ステップ 5：クローンを作成するダイナミック ディスクを選択し、「次へ」をクリックして続行します。

コピーを保存するターゲット ディスクを選択し、「開始」をクリックします。

ステップ6：「OK」をクリックしてタスクの開始を確認します。

ステップ7：処理が終了するまで待ちます。

ステップ8：ステップ3で「同じディスク ID」を選択した場合、ダイナミック ディスクのクローン作成が正常に完了すると、次の警告メッセージが表示されます。

このメッセージは、ソースディスクとターゲットディスクの両方が同じ署名を持っているため、どちらかを切断または取り外す必要があることを意味します。また、コンピュータをターゲットディスクから起動したい場合は、BIOS設定で起動オプションを変更する必要があります。